相手を大切にするのが幸福の出発点
ナチョ・ドゥアト改訂振付の「ラ・バヤデール」、
NHKで放送されましたから見ました。
第1幕でソロルとニキヤのパ・ド・ドゥが終わった後、
ニキヤを好きになってしまった大僧正は、
ニキヤが自分の求めに応じてくれないので、
悔しい気持ちですね。
その悔しさと怒りを表現する踊りが、
とても面白かったです。
さて、恋してしまった人が自分を好いてくれない場合、
それは心が痛みますけどね、
しかし、「相手の気持ち」を尊重して、
「相手の幸せを願う」ことができるようなら、
それこそ、愛する人に対する態度だと思うんですが、
まあ、でも、
自分の心は激しく傷ついてますからね・・・
それでも、やはり、「愛する人」であれば、
その人の気持ちを大切にするのがいいわけで、
悔しいから「ひどいめにあわせてやろう」っていうのは、
愛する人に対する態度ではないですね。
いやあ、今日は、苦しい話を書きました。