人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

カムカムエ ヴリバディの感想(5)

それで、美都里の気持ですが、

息子の結婚写真に写る新妻の姿が「粗末な身なり」だと、
「恥」だと感じるわけですが、
「恥」・・・ねぇ?

そうですねえ、美都里は、
「すばらしい自分の姿」をいう「幻想」を生きているのかも?
そして、「すばらしい息子」、
「すばらしい息子の結婚相手」、
「すばらしい家族」という、
現実にはあり得ない理想をの姿、
つまりそれは「幻想」にすぎないのですが、
その幻想を追い求めながら、
しかし、「現実は幻想からほど遠い」事実があるから、
心が引き裂かれているのかも・・・

私の考えでは、
「ありのままの自分の姿」、
そして、「ありのままの周囲の人々の姿」を、
「受容できない」という心の在り方が、
彼女を不幸にしてると思うんですけどねえ。

それで、続きはまた次回に。