人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

人間関係に絶望すると

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前回は、
他人に勝りたい気持ちのことを書きましたが、
まあ、その程度であれば、
その人から受ける被害は限定的なものでしょう。
 
ところが、人に「勝る」ことを実現するため、
他の人を圧迫するようになると、
圧迫を受ける人はもう、
ひどいことになりますね。
 
でも、他人を圧迫するためには、
相手との「力の差」が条件になるでしょう。
自分より強者であるとか、
対等な相手に対しては、
自分中心の身勝手を押し付けることが
できないからです。
 
そういうことで言えば、
一番被害が大きいのは子どもでしょうね。
大人との力の差が圧倒的だし、
親とか養育者が他人を圧迫するタイプだと、
子どもにとっては、
日々を暮らす世界が
「地獄」になるかなあと思います。
 
それで、世の中には、
心地よく温かい人間関係を楽しめない人が、
かなりの数、いるような気がします。
 
そういう人もまた、
地獄に生きてるようなものだと、
私は思いますけど、
もしかしたら、
極楽浄土とか天国のような
人間関係そのものを楽しめる世界を、
自ら放棄した人々なのかも知れません。
 
そして、そんなふうになってしまったのは、
「ひどい人間関係」を体験させられ、
「人間」に
絶望しちゃったからかなあ?
・ ・ ・ なんて、推測にすぎませんけど。