人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

相手に対する肯定&否定

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人と「関わる」ってことですけど、

「関わり方」に2種類あると思います。
 
(1)相手の人から、私という存在が、
 「肯定され」、歓迎される関係。
(2)相手の人から、私という存在が、
 「否定され」、攻撃される関係。
 
それで、(1)の人間関係に恵まれた場合、
人は、互いに極楽浄土をつくっていく傾向に、
行動が向いていくと、私は考えます。
 
その反対に、(2)の状況では、
人の心は荒み、苦しみ、やがて、
世の中が地獄化していく原因になると思います。
 
今日のニュースで、こんな記事を見ました。
「勇一郎被告の携帯電話から見つかった動画には、
 被告から虐待される心愛さんが
 「ママー助けて、お願いママ」と
 母親に何度も助けを求める様子が映っていた。
 だが、母親が救いの手を差し伸べることは
 ほとんどなかった。
 もっとも近くで虐待を見ていた母親にも
 助けてもらえず、
 しまいには父親に同調して虐待された
 心愛さんの絶望はどれほどだったか。」
 
栗原心愛さんは、この世の中で、
「誰にも」助けを求めることができず、
死に至る苦境にあってもなお、
自分の気持ちがわかってもらえる人に恵まれず、
究極の孤独、文字通りの「孤立無援」の状況で、
身体的には飢餓状態に陥ってる中で
死亡したみたいですね。
 
それで、子どもを「飢餓状態」にさせるって、
すごいことだと思いまして、
それ、親が子どもに対して、
「生きる糧を与えない」ってことじゃないですか、
そのこと、次回に書けたらなあと思います。