人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

「好きになれる」幸せ

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節分の今日、空は明るく澄み渡り、
暖かい陽が注いで、そして、
ほがらかな気分でいられますけど、
もう、たったそれだけのことでも、
とても幸せだと、私は思います。

でもまあ、世の中、
悪いニュースもありまして、
中国の新型コロナウイルス関連のこと、
連日、次々に報道されてますが、
ローマのサンタチェチーリア国立音楽院では、
「東洋人の学生に対するレッスンを中止する」
っていうことだそうですね。
ジュリアーニ院長は、
「中国人学生を守るため」って
釈明したというみたいですけど、
それがどうして、
「中国人学生を守る」ことになるのかな?

関連して、「東洋人」というわけですから、
日本人も含まれるわけで、
私がそのニュースのことを書いたのは、
こうした事態を引き起こす「人間の心理」
を考えるからです。

さて、音楽院の話とは別件を書きますが、
人は、自分を「正当化」するものなんですね。
あの、私は、
「自分を正当化する」のは、
いけないことだと言いたいわけではありません。
そうではなく、人間は、
「自分は悪くない」と思いたいものなんだと、
そういう「事実」のことを考えるだけです。

そして、相手のことを、
「自分に害をなす存在だ」と思いたいのが、
人間というものなんですよね。

それで、他人を批判したり、
攻撃することもできるわけですが、
そういうのって、まあ、何といいましょうか、
結局は、
「相手を好きになれない」という感情が、
心の奥にあるからなんだろうなあと、
私としては、推測することです。

だからこそ、誰かを好きになれるってこと、
そしてまた、
今の、このままの自分の姿を良しと思えるし、
自分自身に好感が持てて、
機嫌よくいられるってことは、
何でもないようなことであっても、実は、
とっても幸せなことなんだと思うことです。