人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

各自の思いや意欲が重要

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私は、再放送の「おしん」を見てますけど、
年末だからでしょうか、
放送されなくなっちゃいまして、
それで、おしんの次の時間帯は、
「スカーレット」の放送だったんですね。

私はスカーレットを見てないんですけど、
おしんの放送が無いので、
スカーレットを見てみましたけど、
27日の放送で、登場人物の女性ですが、
次のように言ってた言葉が、
耳に留まりました。

「あんな、二人で、
 熨斗谷電機に辞表出してきた。」

そして、続けて言います。
「二人で人で大阪で商売始める。
 一発当てるで。
 一発当てて、そのうち楽さしたるからな。」

こそで、喜美子が言います。
「それ、食べていけんの?
 もう少し詳しい説明で納得させてくれんと
 こっちも何て言うたらええか。」

でも、その女性、直子は言います。
「これは報告や。
 賛成反対、どっちやいう話やない。
 多数決で決めることでもないで。」

それで喜美子は、
「心配はさせてもらう」と言うんですけど、
なおこの答えはハッキリしています。
「まあ、そらええけど、
 どんなに心配されようと、決意は変わらん。
 お母ちゃん、お姉ちゃん、おにいさん、
 百合子も武志もな。
 うちはこれからの人生
 思うようにやらせてもらいます。」

・ ・ ・そうですね、彼女の言うとおりだと、
私は思いました。
あの、「自分の人生」は、もう当然ですけど、
「自分が決める」もので、たとえ親兄弟、
親族でも、「口出し」するのはいけませんね。

まあ、世の中一般に、
親、祖父母、兄弟姉妹なんてのは、
「自分の価値観」を押し付けたくなりますが、
そうではなく、「相手の価値観や意欲」を、
最も重視すべきだと思います。

それに、「自分を殺して」相手に合わせると、
「意欲」そのものが消失するんですよね。
そういう情況って、もう「死に体」であって、
その時点で、もう「勝負あった」、
「相手に合わせた」人のほうが負けです。

たとえば親が、
自分の価値観に子どもを従わせたとすれば、
その瞬間、子どもは親に負けて、
意欲も幸福も失うことになるんですけど、
子どもを大切にする親だったら、
自分の子どもと勝負して勝とうなんて、
思うはず、無いですよね。