身近なところにある天国
このブログで、初子のことを書くって、
予告してた私ですけどね、それって、
悲惨な話題になるので、気が重いんです。
それで、初子のことではありますけど、
今日、11月15日再放送の「おしん」、
その中から、初子の部分だけを、
先に書き始めますけど、
まあ、今日放送の分は、
初子がみずごりを取った事件に比べたら、
明るい話ですからね。
おしんが、初子を呼びます。
「はっちゃん。
ちょっとこっち来なさい。」
そして、初子に聞きます。
おしん :「あんた、ほんとに、うちにいたい?」
初子 :「はい、でもご迷惑だから。」
おしん :「うちにいたって、
十分なことしてあげられないかもしれない。
子供が一人増えたら、たいへんだ。
初ちゃんにだって、苦労をかける。
それでも?」
初子 :「働くことは、なんでもねえ。
子守だって、みんなの面倒だって、
何だってします。
こちらに置いてもらえるんなら、
どんなことだって。」
おしん :「わかった。
はっちゃんのご両親に、相談してみるから。」
竜三 :「おしん。」
おしん :「だって、はっちゃん、
うちにいたら苦労すると思ったけど、
それでもはっちゃんがいいって言うんなら。」
すると、初子は、うなづくんですよね。
まあ、それで、初子は、
山形の家に返されないことになりましたけど、
初子は、自分の家に「帰りたくない」わけで、
それで思いますのが、昔からですけど、
例えば渋谷駅前の広場に居続けて、
夜になっても家に帰らない少女なんていうの、
数多くいましたよね ・ ・ ・ ってことです。
そういう話を聞くたびに、私、思いました。
彼女たちにとって、「自分の家」って、
それほど「居たくない地獄」なんだって。
だからこそ、だからそこ思います、
「居心地のいい家庭」とか、
「安らげる家族関係」って、もうそれだけで、
「天国」なんだって ・ ・ ・