人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

親孝行される幸せ

若者が困りごとを相談するラジオ番組で、
昔、ドリアン助川が、
親孝行について答えた音声録音を聞いて、
「ほんとだ」と思ったことがありました。

声の雰囲気などから、
女子高校生かなあと思われる相談者に、
ドリアン助川が、次のように答えます。

「あのぅ、親孝行ってね、
  もう、5歳、6歳までの間に、
 しちゃうんだよ。
 君がうんとちっちゃくってね、
 あの、ママ、ママって言って、
 抱っこしてもらった時、
 あるよね?
 親孝行ってのは、ほとんど、
 その時にしちゃってんの。
 『何てすばらしいもの
  授かったんだろう』って、
 おかあさん、思ったはず。」

ああ、そうですねえ、そのとおりだと、
私は思いました。
そのようにして、親は、子どもから、
幸福を得てるんですよね。

でも、世の中には、父親でも母親でも、
子どもを愛することができない人って、
いっぱいいるみたいで、そういう人は、
子どもから幸せを
「受け取れない」んですよね。

そして、もっと悲惨な事例は、
子どもが乳幼児の頃から、
さらには大きくなるまで、
親に対する奉仕や献身を求めて、
子どもを虐待する親がいることで、
それ、子どもがあまりにも悲惨ですが、
同時に、親のほうも地獄そのもので、
そういう話を書くのは、
心が重いですけどね、できれば、
少しずつ書いていきたい思いもあり、
でも、どうなりますか ・ ・ ・ ?