真珠湾攻撃の12月8日
今日は、前回の続きを書く予定でした。
でも、先ほど、正午のニュースなんですが、
今日は12月8日なので、
真珠湾攻撃に関連した行事が行われて、
アメリカと日本での行事を見ました。
それで、再放送ドラマ「おしん」なんですが、
兄の子である貞吉は、15歳で、
少年飛行兵を志願し、19歳になった今、
整備兵として戦地に赴くことになり、
山形から福岡まで面会に行った父に対して、
次のように言ったそうです。
「天皇陛下のおん為に、
一身を擲って戦ってきます。」
次に、雄のことですけど、20歳の雄は、
母親のおしんに、次のように言います。
「役に立つ命なら、惜しくはないよ。」
さて、雄の弟である仁のことを書きます。
仁 : 「父さん、少年飛行兵に志願するよ。
明日、手続することに決めた。
来年の春、
海軍兵学校を受けるつもりだったけど、
少年飛行兵の方がずっと早く、
飛行機に乗れるもんね。
神風特攻隊のニュースを聞いて、
じっとしていられなくなったんだ。」
おしん : 「ばかも休み休み言いなさいよ。
あんた、特攻隊なんて、
二度と帰って来られないのよ。
死ぬこと覚悟して・・・」
仁 : 「ああ、命なんて惜しくないさ。
桜の花のように潔くパッと散るなんて、
日本男児の本懐じゃないか。」
おしん : 「仁の命は、
あんた一人の命じゃないのよ。」
仁 : 「ああ、お国にささげた命だからね。」
さて、続けて、仁と父親の会話を書きます。
仁 : 「母さんは、特攻隊で
華々しく自爆した海軍予備学生も、
少年飛行兵も、
つまらない死に方だって言うのかよ。」
竜三 : 「仁。おまえは、
まだ正確な判断がつく年じゃない。
軍人になるんなら、
分別のつく年にならないと。
後で、後悔したって遅いんだよ。」
仁 : 「父さん。
父さんは、町内の男の子たちに、今、
お国は、君たちを必要としている。
今こそ、君たちが立ち上がる時だって、
少年志願兵になるように
説得したんじゃなかったのかよ。
父さんが僕を止めるのは、おかしいよ。」
さて、韓国には兵役があるそうですけど、
嫌な兵役を免除されたい人も多いようで、
芸能人などで兵役免除されたことなんかが、
話題になることもあるようですけど、あの、
韓国は「戦争してるわけではない」のに、
それでも兵役がいやなんですからね、それ、
正直な気持ちと思いますけど、じゃあ、
今日書いた貞吉、雄、仁なんか、どうして、
死ぬことも普通なのに、自ら望んで、
戦いに赴こうとするのか?
・ ・ ・ ってことなんですよね。
それで、今日の最後に、
ある人の文章を紹介します。
「特攻要員で生きて帰った復員者には、
冷たい視線を送り、
非難をする国民も多く、
それに耐えかねて自暴自棄になり
犯罪を犯すもの、 いわゆる当時、
「特攻崩れ」と言われた者もいました。
あの、今日の話題、とても重く、
悲惨でした。