人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

地獄の人間関係を知る

子どもに恵まれない夫婦が、
児童相談所を介して、
養子を迎えた事例のことを、
テレビで見ましたけど、
3歳で幼女になったという子が、
養父母に対して、もうさんざん、
養父母が嫌がることというか、
普通なら親が激怒する行為を、
「わざと」執拗に行うんですけど、
その例に限らずですね、
親から虐待されたみたいな理由で、
施設に保護されてた子ってのは、
里親に対してですね、里親の心を、
「逆撫で」するような行為を、
わざと繰り返すっていうことは、
一般的に知られてる事実ですよね。

その事例のテレビ番組を見ていて、
私は思ったんですけど、
「里親を困らせ、さらにですね、
 里親を激怒させる行為を、
 わざと行う」子どもとですね、
心理的には全く同じ行為を、
ある種のタイプの親は、
「自分の子に対して」行っている
 ・ ・ ・ ということなんです。

つまり、親が、
「子どもを虐待」するわけですけど、
その手法というのは・・・ですね、
自分の子どもが嫌がることを、
「わざと」させることとか、
子どもが欲することを知りながら、
それを「わざと」満たしてやらない、
子どもが心理的に苦しむことを、
「わざと」行っていじめるような、
そういう仕打ちはもう日常茶飯事で、
悪魔的だと思うのは、その行為が、
「立派な子に育てる為の」しつけ、
つまり、「子どものことを思って」、
親心の教育を施してるんだという、
「見せかけの」理由付けなんです。

それって、「子を虐待する」ための、
いかにももっともらしい大義名分で、
120パーセントの虚偽なんですが、
世の中にはそう欺瞞を行ってる親が、
想像以上に多いと思う私です。

あの、親の気持ちを想像しますに、
「これでもか、これでもか」と、
繰り返し繰り返し執拗に子をいじめ、
虐待に虐待を重ねて、それでもなお、
「親である自分を許容するか?」
 ・ ・ ・ という「試し」をしてる、
あの、そうなんです、まさにそれは、
親がですね、
「こんな自分であっても」、
おまえ(つまり、子どもですが)は、
親の自分を全面的に受けいれるか、
自分に反逆しない「親の味方」か?
 ・ ・ ・ ってことを、
「試してる」んだと思いますけど、
今日の話題、すごかったです。

なぜなら、喜びの人間関係とは、
正反対の内容ですからね、
気分悪い話題ではありますけど、
地獄の人間関係から離れる為には、
何が地獄の人間関係かを知ることも、
必要なことかと思いましたので。