偽装することの不幸
テレビ番組「世界ふれあい街歩き」、
ザルツブルク編で、
ミラベル宮殿を見ました。
その宮殿は、昔、
ザルツブルク大司教だった人が、
「自分の愛人と子供たち」のために、
建てたっていうんですけど、
子どもが15人いたうち、
5人は早く亡くなったそうですが、
まあねえ、大司教って、
人々を教える立場の人なんでしょう?
それなのに、
そういう理由で宮殿まで建てたの、
いやあ、すごいですねえ、
前回書いた修道士とは、
正反対の精神だと思うんですけど。
でも私、その大司教のことを、
批判する為に書いてるんじゃなくって、
世の中、そういうことがあったんだと、
現実世界のいろいろな様相を、
そのままに受け取ってるってことです。
そしてまた、「結婚してない」って、
確かにその大司教、
定めに従って「結婚してません」ね、
形式的には ・ ・ ・
そうですねえ、世間には、形の上で、
また、名目的には「規則を守り」、
でも、実質は、
「やりたい放題をしてる」って人、
いますよね。
でも、そういう偽装って、
精神的にはよくないと思いますし、
心に毒が生じることになるでしょう。
そうしますとね、結局、
幸福が遠ざかると思う私です。