人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

人の価値を認める

あの、
「立派な人間」である必要は無い、
というのが、私の意見です。
また、すばらしい業績を上げるとか、
何かを「なしとげる」ことも、
必要でないと思います。

ただ、誤解がないように言いますが、
「立派な人間」は、すばらしいです。
何かをなしとげたり、
業績を上げることは、
とっても価値あることです。

でも、だからといって、
人は「立派じゃなきゃダメ」とか、
業績を上げたり、なしとげなければ、
ダメな人間なんだっていう考えは、
誤りだと思うってことです。

つまり、「立派かどうか」、または、
「業績」とか、「なしとげる」とか、
そういうこととは全く無関係に、
人は尊いし、価値があると考えます。

じゃあ、「怠けていいのか」って、
そういうことじゃありませんで、
「したいこと」があって、
そうすることが喜びで、だから、
一生懸命にやっちゃうことになるし、
それで、生きる張り合いが生まれる、
そういうことが幸せだと、
私は思うんですね。

それで、昨日の続きで、
Aさんのことですけど、
「すごい自分」って喧伝したい、
その気持ちっていうのは、実は、
Aさんの心の根底には、
「ダメな自分」という、
自分で認めたくない思いがあって、
そういう自分でも「認められ」、
「ほめられ」、「すばらしい」と、
世間の人から「言ってもらいたい」、
そのために、みえを張っちゃう、
実はそういうタイプの、
「偉ぶる男性」っていうのも、
世の中には多いかと思います。

でも、ほんとうのところ、
「ダメ人間」なんて存在せず、
どんな人間も価値があるって、
そこのところがわかっていれば、
「強がり」をしてですね、
「自分のすばらしさ」を、
他人に見せつけようって態度は、
しなくなるものだと思います。
 ・ ・ ・ 愚かなことですから。