人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

反省させることは不能

悪いことをした人に対して、
反省することを求めても、
それは不可能だという人がいます。

そして、私も、
そのとおりだと思います。

だいたい、その行為について、
反省できるような人だったら、
はじめから、悪いことなんか、
するはずないと思います。

それでも、反省を強要されたら、
その人は「本心とは正反対に」、
見かけだけの、つまり、ウソの、
自分を偽った「反省の態度」を、
見せるかもしれませんね。

でも、「自分をごまかす」ウソは、
反省できない自分というものを、
そのまま表明して責められるより、
はるかに害毒が大きいと思います。

必要なことは、
悪いことをするに至った理由を、
自覚することだと、私は考えます。

そして、自分がですね、
悪いことをしないで生きてられて、
人に好意を持つことができ、
人を愛することができるようなら、
そんなふうにできるようになれた、
「恵まれた条件に生きられた自分」
ということに対して、
感謝すべきだと思います。

だから、
人を愛せる自分っていう情況には、
感謝、感謝があるばかりだと、
私は思います。