人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

失恋した相手を援助

遠藤周作を読んで」の第3回に、
「相手を大切にするのが幸福の出発点」と題して、
バレエ「ラ・バヤデール」のことを書きましたけど、
ニキヤを好きになってしまった大僧正は、結局、
「ニキヤの幸せを願う」行動はできませんでした。

遠藤周作「初恋」の主人公も、
激しく恋している少女を、
結局、痛めつけちゃうんですよね・・・

さて、放送中のドラマ「カムカムエヴリバディ」で、
一子(ベリーさん)は、自分の恋が実らなかったのに、
恋人だった錠一郎を助けますし、
恋敵だったるいを、ものすごく援助するんですよね。
このテレビドラマ、
一子のような人物を登場させたことがすばらしいです。

観音さまって、一子のようなのかなあ?
(観音さまって何だかよくわからずに書いてます。)