ほんとうの幸せ
前回同様、
「シチリア・空と石の祝祭」を見た感想です。
スペルリンガという町でバールを経営する、
32歳の人ですが、彼は、
他にやりたい仕事があったんだけど、
産まれ育ったスペルリンガではできないし、
「とにかく、
この村を出たくはなかったんだ。」
というわけで、
バールを開店したそうです。
「静かで良い所だし、
友達や親戚といっしょに居たかった」と、
スペルリンガを離れなかった理由を
語っていました。
その彼、「宝物」として、
財布に入れて持ち歩いている
「妻の写真」を、
テレビカメラに見せてくれました。
ああ、ここにも、
ほんとうの幸せがあると私は思いまして、
今日の記事として書かせていただきました。
この土地で暮らすのが好き、
周囲の人もみんな大好き、
だから、いっしょに居たいって、
すばらしいことだし、
私もそんなふうにありたいです。