人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

身体接触の大切さ

小学校入学前の少女が、
海辺にママと寝転んで、
ママに抱っこしてます ・ ・ ・
(実は、実母じゃないんですけどね。)

それは、映画「八日目の蝉」で、
小豆島でのワンシーンなんですけど、
「抱く」っていう身体接触は、
相手のことが大好きっていう気持ちを、
言葉なんかとは違う次元で、直接に、
はっきりと伝えることになってると、
私は思います。

あの、「抱く」っていう身体接触は、
言葉で「好き」って言うのとは、
次元が違う愛情表現だと思うんです。
つまり、「好き」の程度が、
百倍、千倍 ・ ・ ・ みたいに、
数値化して愛情の量を強調したところで、
「伝わらない」可能性が大きいと、
私は感じますけど、
それに対して、「抱く」ってことは、
もうそれだけで、体感をとおして、
気持ちがしっかり伝わっちゃうと、
思うんですね。

それで、「好き」って感情を表すのに、
言葉とは「質的に違う表現法」が、
身体接触による伝達だっていうのが、
私の感想です。

そうですねえ、(1)ちょっと好き、
(2)大好き、(3)たまらなく好き
 ・ ・ ・ みたいに、
「表現を変えたとしても」ですね、
よく伝わらないことが多いというのが、
私の感想でして、それよりも、
身体接触によって「肌をとおして」、
相手を感じるっていうことのほうが、
言葉とはまったく違う次元で、
直接に相手とつながれるって、
私は思います。

あの、極端な話をしますと、
物を受け渡しする時、
相手と指先がちょっと触れる、
・ ・ ・ っていうような程度でも,
この世界に、
いっしょに(共に)生きている、
同士と言いますか、仲間と言いますか、
親愛感を感じると思うんですけど、
続きはまた次回に。