人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

肩書きに惑わされない(1)

NHKテレビで兼好法師の番組を見ました。
徒然草の第86段も紹介されていて、
おもしろかったです。

その86段の現代語訳を、
「ぐうたらぼっちのブログ2」というのから、
勝手に引用させていただきます。
http://bocchibocchibocchi.blog.fc2.com/blog-entry-148.html
ぐうたらぼっち2さん、すみません。
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現代語訳

惟継中納言(平惟継)は、
風流な漢詩を書く才能に恵まれた人だ。
生涯、仏教の教えに精進していて、読経をしていたが、
三井寺の円伊僧正と同じ寺(僧房)で
修行していたことがあった。
文保期に三井寺が焼き討ちされた時、
惟継は焼き出された法師に会って、
『あなた達は今まで三井寺の法師と申していたが、
寺が焼けて無くなったので、
これからはただの法師と名乗ることになる』と言った。
これは素晴らしく優れた言葉である。
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いやあ、とってもおもしろい文章でした。
そうですね、そうですね、
「肩書き」を外して、
ただの「一人の人間」になるって、
それが大切だし、また、
喜ばしいことですね。

なぜ喜ばしいかは、
次回に書ければ・・・と思います。