人間関係の喜び

幸せの基盤は喜ばしい人間関係にあることを

値引き品が買えない人(8)

このシリーズ第一回目の(1)で
引用した文章に、こんなのがあります。
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大手商社に勤務する40代の男性会社員Cさんも、
セール品や値引き品を好んで買うタイプ。
だが、そんなCさんの姿勢に、
「稼いでいるクセに……」と嫌味を言う人もいると明かす。
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私にはちょっと驚きですが、
値引き品を買うかどうかみたいな
「どうでもいいこと」を気にして、
しかも、他人が値引き品を買ったのを見て、
その人に「嫌味を言う」人がいるって、
いやあ、すごい心情だなあと思いました。

あの、「どうでもいいこと」をタネにして、
他人に「嫌がらせ」を行い、
自分とは無関係の他人に
「からんでいこう」という気持ちが
理解できませんけど、
それで思いましたのは、ヤンキーというか、
あるいは昔、チンピラという言葉も聞きましたが、
繁華街ではそういう人々を見ることもありまして、
「からまれないように」気をつけようなんてこと、
ありましたね。

今回、私が関心を持ったのは、
他人にわざわざ「からんだりして」、
「人間関係を悪くする」とか、
ケンカや対立関係にもっていこうとするような、
「争いごとを求める」心理ですね。

あの、人間関係に喜びが感じられることは、
すごく幸せなことなんですけど、
わざと「人間関係を壊そうとする」人がいるという、
その不思議を考えてみたくなりました。

続きはまた次回に。